ニコニコ生放送が黒字化に成功し、国内動画サイトとして一人勝ちした3つの理由

ニコニコ生放送が黒字化に成功し成長し続ける理由

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黒字化担当の夏野剛さんが取締役に就任して以降、本当に黒字化を実現しニコファーレやニコニコ超会議などの大規模赤字イベントを打てるまでになった原動力はなんだったのでしょうか?

YouTubeの出現以降、多くの動作サイトが国内のYouTubeを目指して動画共有サイトを運営していましたが、なかなか収益化に成功できず、まして動画の数でも質でもYouTubeを超えることができず、次々撤退していきました。そんななか、なぜニコニコ生放送は黒字化を達成することができたのか。理由は3つあると思います。

 
プレミアム会員という仕組みを作ったこと

動画サイトの収益モデルといえば、それまではほぼ全てが『広告収入モデル』でした。動画ページ内にでるバナー広告や動画開始前に再生されるコマーシャル動画などがそれですね。とにかく無料動画サイトといえば、広告収入、という固定概念のようなものがありました。

一方で広告収入というのは、実はなかなか安定が難しいんですよね。そんななかでニコニコ生放送は、プレミアム会員という仕組みを用意し、月額500円という安い価格でさまざまなボーナス特典を用意しました。これが大きな成功要因の1つでした。

 
プレミアム会員が優越感を持てる『追い出し』という仕組み

さらにもう1つは『追い出し』という仕組みです。ニコニコ生放送の場合、アリーナ席、立ち見席、と視聴者数ごとに閲覧する席が決まっており、一般的にはアリーナ席が一番好まれています。この生放送での席決めは通常、先着順で決定するのですが、ニコニコ生放送では『プレミアム会員は後からきても、一般会員から席を奪える』というプレミアム会員に対する露骨な贔屓案を考え実施しました。

これが非常に面白い案だったと思います。一般会員はせっかく時間とおりにPC前に待機し、先に入って放送を楽しんでいても、後からきたプレミアム会員に追い出されて放送が見れなくなってしまうのです。これは悔しいですよね。(この、視聴者数に上限を設けたり、席分けする、というのも非常に面白いアイデアですよね。本来であれば、別に何人同時に視聴したっていいわけです。それを『回線の問題』という都合をつけて、視聴者数に制限をくわえ、プレミアム会員を優遇する、という発想はとにかく面白いです)

さらに追い出された一般会員に対して、プレミアム会員はコメントで煽りますw 月500円を払わない一般会員を(冗談の空気で、ですが)『貧乏人』『子供』と煽って優越感を得ることができます。月500円で、お気に入りの生主の放送を見れて、一般会員を追い出せるわけです。それなら500円ぐらい払ってもいいかな、と思う人も多いはずです。

 
すでにプレミアム会員数は139万人を突破

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少し古いデータですが、既にニコニコ動画はプレミアム会員数で130万人を突破しています。これは凄い数字ですよね。
これだけでも(会員費が月額500円なので)6億円以上が毎月入ってくることになります。そしてその登録率も驚きです。

今後はアプリなどにも力を入れていくようですし、ニコニコ超会議のような大規模なリアルでのイベント事業にも積極的なので、ますます面白い展開が期待できそうです。

 



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